熊本県立美術館で開かれている”マルク*シャガール展”に行ってきました。熊本城内にある芸術性の高い空間の構造物で雰囲気の良い美術館でした。シャガールは、”色彩の詩人”と言われていて、"愛こそすべて、すべてのはじまり”の雰囲気で他の画家と違って絵画を一枚一枚と時間かけて鑑賞したようです。生涯は人種的に経済的に困難が多かったようですが、精神的に豊かだったようです。作品は”街の上”のように空を飛んでる絵が多くて幻想的でした。また、モスクワ国立ユダヤ劇場の”ユダヤ劇場の誘い”の作品は詩的で個性的な壮大な力強さを感じました。故に、周りの評価が低くて報奨も出なかったそうです。たまには、素敵な美術館で絵画鑑賞するのも良いなーと思う一日でした。
祈りの島の教会の中に神聖な心で入らせていただきました。島の隠れクリスチャンの中核的な御祈りの場所の”山田教会”です。平戸の宝亀のクリスチャンが島に移ってきて建てられた教会です。宝亀教会は、美しい建物で長崎教会群世界遺産の中に入っています。二つの教会は、有名な鉄川与助の作だそうです。なぜ?美しい清楚な山田教会が世界遺産から外れたのは、元来のレンガ作りでレンガ色の外装を白色に塗装した為だそうです。教会に入ると、御老人が一人で祈りをしており聖なる時間を感じました。人は、常に悩み祈り救いを願い感謝して喜怒哀楽の時空を彷徨っているようです。本当に、苦労と貧しさと悲しみが大部分のなかで力強く生きてきて現在と未来があるのでしょう。先日、TVで故郷の信者がいない世界遺産に入ってる教会のドキュメントがありました。テーマパーク化して信仰の無い教会と残って信仰を守りたっか人たちの想いの欠如を考えて、世界遺産とは何なんだろうと思う一日でした。毎年、山田教会のクリスマスイブは素晴らしい時間を共有出来るそうですよ。
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