晦日の月
新聞のコラムから、”晦日に月が出る”は、その昔はあり得ないことの例えだったそうです。太陰暦(月の満ち欠けの一周期をひと月とする)では、月末の晦日(みそか)には月がない。晦は暗い意味があるそうです。”晦日の月”や四角の卵”は”ないもの”を表現する洒落言葉だったようです。太陰暦では新月の毎月一日を”朔日”と呼び、毎月の十五日夜の満月は”望月”と呼ぶようです。明治五年に太陰暦から太陽暦に変わったそうです。明日が正月ですが昼の空には満月が見られます。ちなみに、太陰暦の正月は来年の二月十四日です。そして、元日は”晦日の満月”とともに朝三時ころ未明に西の空に月食が見られるそうです。太陰暦では理論上ありえない出来事が起こっていきそうで胸ワクワクの2010年になりそうです~~~~~~~~~~
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